ずっとそばに

愚息が７才の時、ふと訪れたブリーダーさんで出会い、この子を連れて帰りたいと言い、素行が「偉い」から「らい」と名付け、さらには獣医の道の選択のきっかけともなったMダックスでした。兵庫県内はもちろんのこと、近畿、四国、長野、北陸まで家族で一緒に旅をする等、15年間とても多くの思い出を共有させてくれました。10年前に亡くなり全骨を骨壷に収め安置、妻は毎日水を供え、また語りかける10年でした。
年月も経過、お骨のままであることが良いのかの思案もあるなか、3年前に地元新聞に山川様の記事を見つけ、10年たった時に石珠にしていただきたいとの思いをもちました。6月にその10年になり、訪問ご相談させていただき大きなもの1つ小さなもの2つ、3つの丸風石珠にしていただきました。「手や道具についたご遺灰は洗って沈殿させ集めます。」と案内されているとおり、残すとこなく小粒として作成いただきました。早速、鞄に入れ一緒に出掛けています。傍にあることは同じでも石珠にしていただくことで、いつでも手にとりその重みを感じることができます。とても丁寧で心のこもったご対応に感謝いたします。ありがとうございました。